病氣の捉え方と生き方と概念と

在り方


『思いは具現化する。想像の元に創造される。そして症状は、生き方を示し戻す為のサイン。』


これは個人的にこれまでの活動で何と無くそう感じ、大切にしてる事の内の1つでもあります。

そもそも施術のスタンスが、「何かを治す。何かを正す。」といった視点で施術を行っておりません。

個人的立ち位置として、何かを正したり治す事が私の役割では無いとまず最初に言っておいた方が良いのかもしれません。しかし、この辺の捉え方も紙一重です。

「施術をしたから良くなった。何かを飲んだから良くなった。」

そう思う事、思わせる事もいくらでも出来てしまいます。

ですから、まず最初に私の姿勢や思いをはっきりさせた方が良いと思いました。

私のブログを読んで頂いたり、思いを聞いてる方々にとっては何回も読んだり聞いたりしてる事なのでその辺のスタンスはご存知の事と思います。

そしてこうも言えます。

私の立ち位置は基本、病氣、メンタルのバランス、症状などに対するアプローチです。

「その症状のサインは何なのか?」

「どの様にしたら身体は本来の働きを取り戻す事が出来るのか?」

症状を入り口に、様々なサインを結びつけ、身体に聞いて紐解く。

魂の根源へとアプローチして行く。

本来の自らのリズムを取り戻す為に。

◎症状が教えてくれるサイン


その過程の中で、身体がいろんな事を教えてくれたり、正す為のヒントを提示してくれる事がたくさんあります。

例えば咳。

人により様々なので、一概に全てが当てはまる事は無いのですが、ある傾向として見て取れる事もありました。

その傾向としてあげられる事として、これまで咳の多くは、腎機能の調整として出るサインである事が非常に多くありました。

また、その人にとってのウィークポイントでもあるマイナス感情を外に出したいという身体の反射の様な事もあります。

以前この様な方がいらっしゃいました。

あるセラピーを受けてから、数か月間咳が止まらず、好転反応との事でひたすら我慢していたという方です。

その間いろいろやり、試したのですがなかなか咳は止まらず。

非常に深い咳で、辛そうなのが印象的でした。

そんな長く続いた咳が施術後翌日辺りから殆ど出なくなったとの事。

この際のキーワードは、あるメンタルの調整でした。

出てる咳がどんな周波数、意識、思いなどと共鳴性があり、何を身体が症状を通じて教えてくれようとしているのか。

バイオフォトンセラピーの場合は、ツボを通じて身体に聴いていきます。

聴けば何かしらのレスポンスを返して来ます。そのコミュニケーションから導き出されるヒント。

それを紐解き、経絡システムからインパクトを与える。

非共鳴を起こしていると思われる測定で反応のあった、非共鳴要素の逆位相の波長を身体に送ります。

すると身体はその情報をキャッチし、自らの力で自らを癒すという方向性に向かう。

そう捉えてます。

またこんな方も居ました。

食物アレルギーの方。

梨を食べると蕁麻疹ができたり、身体が重だるくなる男性。

数年前にある出張先で出会ったクライアント様です。

ちなみにこの方、梨農園をご家族で営んでいらっしゃいます。

梨が好きなのに幼少期から食べれないという方です。

分からないものですね。

この様に、アレルゲンが特定されてる場合、施術時にそのアレルゲン物質を持って来てもらっています。

この方、梨屋さんなので、持ってくるのはわけありません。

調度梨の収穫の時期でもありましたし。

大きな梨を持って来ました。

それを元に、機会的な反応として身体に聞いて行きます。

「身体さん。梨が入る事で症状を出しますが、それは何故ですか?」

なんて言葉がけはしませんが、梨を活用し、ツボの反応からいろんな情報をキャッチして行きます。

この方から出て来た反応はとても以外な感情でした。

『心の中では、嫌で受け入れたくない。でも自分を押し殺し、我慢するしかないんだ。それ故、表情は笑顔で接していないといけない。』

心では拒絶。表面は笑顔。

そのギャップと梨との関連がありそう。

そんな反応をお知らせしました。

するとその人が話始めました。

「実は、3歳の時、お婆ちゃんに、取れたばかりの梨がとても甘くて美味しいから沢山食べなと食べてました。所が、余りにも次から次へと出て来て、本当は食べれないと言いたいのに、お婆ちゃんに悲しい思いをさせたくないと、美味しいと言いながら食べてました。その記憶が鮮明にあり、それから食べれなくなったのです。」

その調整を促す周波数を身体に流し、他の五臓六腑のバランスも調整。

ちなみに他では、腸内環境、ホルモンバランス、腎機能などの修正波長を身体に流しました。

終わってからの話。

「梨、食べられる様になると良いですね。でも直ぐにどうこうしようと思わないで下さいね。」

「帰ったら食べてみます。少し食べれば直ぐに分かるので。少しならそんなに反応はきつくないですし」

「お任せ致します」

そしてその夜、メールが来ました。

「食べてみましたが何だか平気の様です。明日はもっと食べてみてまたご報告致します。」

「決してご無理の無い様に」

翌日。

「半分食べても平気でした。何だか大丈夫な感じです。少し様子を見てみます。」

「決して無理しないで下さい。試したとしても徐々にでお願いします。」

これをしたから食べられる様になるという事を言いたいのではありません。

きっかけに気付き、それを元に身体が自ら調整を始め、本来の在り方に戻るよう促す事ができれば、そんな現象も起こせるんだという事を言いたいのです。

この方、3歳までは梨食べれてました。そこに戻る事が出来れば、その働きを取り戻す。

ただそれだけなのかなとこれまでの経験で感じてまいりました。

その為の一つの手段。

それがこの施術だったのでしょう。

このお二人の共通項は、前号から述べている電子スピン反転の反応です。

自分を保護する地場フィールド(オーラ)がうまく形成されない状態。

それが何故引き起こっているのか。

それを身体に聴くのです。

するとこのお二人に反応したのが、先にも述べた各々の感情面、トラウマ(過去に形成した自己の記憶)などでした。

身体は様々な形でサインを出している。

自らが形成し、認識した物が症状として出る事も非常に多かったです。

それが幼少期の記憶から出る事も多々。

もしかしたらそれはもっと過去の記憶から出てくることもあるのかもしれません。

日常の中で身体は何をお知らせしようとしてくれているのか。

なかなか気付きにくい事ではありますが、そのサインは日常の生活の中から導き出せることもあります。

その事を前提とし、それが自らの内側から引き起こされている事や、自分で気づき、自らの力で修正できるかもしれない。

その様な可能性を持ちながら日々を過ごす選択もまた大切な要素となるのかもしれません。

それが自らの歴史であり、生きてきた過程における個人個人のパーソナリティなのではと思うからです。

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