遠隔セラピーのお話 ~距離と場所と空間を超えて~

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信じますか?信じませんか?遠隔セラピー


この頃徐々に聞く様になりましたが、まだまだ聞き慣れなく、あやしげな言葉でもあります。

 

遠隔セラピーとは、距離、場所関係なくセラピーを行う行為です。

 

「遠隔で何ができるの?」

「本当に変わるの?」

「どんな事が分かるの?」

 

本当におっしゃる通りです。

私もその様な疑問を持っていた1人でしたので良くわかります。

今でもその様に思う事があります。

 

そんな遠隔セラピー。

ここではそれを実証しようという事でもなく、あくまでも可能性の話として読んでいただければと思います。

 

初めての遠隔セラピー
私が遠隔セラピーを初めて行ったのは今からおよそ7年前。
まだまたセラピスト駆け出しの頃です。

 

当時はスピリチュアルな事をほとんど理解してませんでした。今でもその辺がどういう事なのかいまいち理解はできていないところも多いとは思いますが。

 

人が目の前に居なくてもセラピーができるなんてことは、想像もできない事です。

 

遠隔セラピーについては、スターライトを購入した時にマニュアルの中にもその方法については載っておりました。

 

しかし、「実際どうなのか?」

「本当に働きがあるのか?」

当時の私には、あまり理解できませんでしたので、見て見ぬふりをしておりました。

それは突如訪れます。

セラピーをやり始めて2年位経った頃。

当時お越しいただいていたクライアントさんから言われたのがきっかけでした。

 

「遠隔セラピーってできるのですか?」

その方はご自身でヒーリングを行っている方。

ヒーリング、セラピー、遠隔などにはもともと抵抗が無い方の様でした。

話を致しました。

 

私「マニュアル上ではやり方はあります。でもやった事がありません。」

お客様「ではここでやってみませんか?」

そんなふとしたことから突然その機会は訪れたのです。

 

その方のお友達で、北海道に住んでいる方がいらっしゃいます。当時からさかのぼる事数年前。交通事故で頚椎がずれたのか、それから常に左の首から肩、腕にかけて痺れと激痛があり、余りにも辛くて会社まで辞めざるを得ない状況だという方でした。

 

まだ駆け出しでもある私。遠隔が何たるものかもさほど理解しておりませんでしたので、まずは試しにやってみようという流れになり、その場で連絡をして頂きました。

北海道の方に写真を送ってもらい(メールで)、実際にそのクライアントさんの目の前で遠隔セラピーを行いました。マニュアルを見ながら、不慣れな手つきで遠隔セラピーを行ったのを良く覚えております。そして終了後、そのクライアントさんにその場で連絡を入れて頂きました。

結果は・・・
あまり分からないとの事。
そうだよな~。そんなもんだよなと、思いその場は終了。

ところがその日の夜、クライアントさんからメールが。

 

◯◯さん(北海道の方)から連絡がありました。
何だかちょっと良いみたいとの事!痛みが少し軽減しました。という報告。
様子を見てまた連絡しますという内容でした。

ちょっと嬉しく、あぁ、良かったなと思いその日は床につきました。

 

そして、次の日。
またまたメールが。

何だか「!(ビックリマーク)」の多い内容のメール。その北海道の方からのメールの転送の様でした。

「交通事故で会社を辞めて、家に引きこもってから、初めて痛み、痺れが軽くなり、とても感動しました」

驚きと喜びと入り混じったその方からのメール。
簡単に表現致しますとそんな内容でした。(このメールは今でも残っています)

 

そう。
痛みが軽くなり、嬉しさのあまり興奮しているのが伝わるその文面。
非常に喜ばれたのを覚えてます。

何がどの様に功を奏したのかは分かりませんが、安堵感と喜びと。

私の遠隔セラピーはこの様に始まりました。

もしかしたら遠隔って何かあるのかな?
初めての事だし、もしかしたら偶然だったのかも・・・

半信半疑の自分もいます。

 

そんな中で更なるきっかけとなる出来事が起こったのです。

更なるきっかけと次へのステップ 『遠隔ペットセラピー』

ここからは実家で飼っていた犬の話です。

この時の内容と変化が更なる遠隔セラピーへの自信と可能性へと繋がる事となりました。

 

今からおよそ6年前

実家の犬(ダックスフント雄)の便が出ないという連絡から、動物病院に行くこととなりました。

「緊急オペ、腸閉塞と膵臓壊死。」

その様にドクターは言ってました。

開腹し、中の洗浄を行い、その他やれることはやり、お腹を閉じました。

聞いた内容は簡単に言うとこの様な感じ。

内容が内容だけに、生存率は20%くらいでしょうか。

というあいまいでもある生存確率を告げられたのを覚えてます。

壊死ってことは治る事はないよなぁ~。

死んじゃうって事?

いまいち事の重大さを理解せずにいたのでしょう。

それから毎日夕方にお見舞いに行きました。1日が過ぎ。1日が過ぎ。

その都度弱って行くのが目に見てわかります。

そして3日目に行った時は起き上がる事もままならず、ようやく起き上った彼を見て驚きを隠せませんでした。

舌が口の中に納まらず、外にベロンと出た状態。そしてよだれが垂れっぱなし。目には力がなく、光に包まれ後光が差しているように見えました。

「ああ、このままではこの子は本当に死んでしまう。」

そう思った私は前にやった遠隔セラピーの事を思い出しました。

「よし、何かをしてみよう!何もしないよりきっといいだろう。」その様な感じでした。

 

その日から時間がある時は遠隔で測定し、エネルギーを送り。

スターライトを横に、ひたすらその繰り返しをしていたのを記憶してます。

測定時の反応は覚えていないのですが、スピン反転を繰り返していたのを良く覚えております。

遠隔セラピーを繰り返し行い、夜見舞いに行く。

幸いにして動物病院はクルクルポンから歩いて30秒。直ぐに行ける距離でした。

 

最初の変化は、舌が口の中に納まる事。

翌日には目に生気が戻ってきた事。

自力で座って手をなめた事。

そしてなんと、5日後には退院しました。

 

そんな状況でまるで嘘のようなお話ですが、本当の話です。

その時の獣医さんの言葉。

「正直物凄い回復力で、驚きました。」

ほんと、よかったです。

 

遠隔セラピー。きっと何かある、とても貴重な経験をさせて頂いた感覚。

マニュアルにあるやり方に沿って行っただけ。半信半疑が自信と可能性へと広がったタイミングでもありました。

 

それが簡単ではありますが当時の経緯であります。

実際行っている間は、何がどのように功を奏するのかという思いも持ちつつ、時間があれば遠隔を行っていたのを記憶しております。

こうした現象は、考えようによってはいろんな解釈ができます。

たまたまかも知れません。

偶然かもしれません。

獣医さんの判断ミスがあったのかもしれません。

ただ、目の前の実家の犬が死にかけていたのは事実。

それが5日後に退院したのも事実。

ちなみにその実家の犬ですが、今から2年位前に老衰でこの世を去りました。

寿命をまっとうしたのかなと思ってます。

 

意識やエネルギーの広がる可能性


この様なきっかけを元に、遠隔セラピーを積極的に行うようになりました。

これまでで、奥さん、子供、旦那様、母親、父親などの人を始め、猫、犬、ハムスター、カメ。

様々な人や動物の遠隔を行いました。

そうそう、家の空間調整と称して「住まいの遠隔調整セラピー」というのもやっております。

こちらにつきましてはまたのタイミングで書いてみたいと思います。

 

私が遠隔を行う際に意識している事。

それは通常のセラピー同様、治すとか、治って欲しい、などという思いを極力強く持たない事です。

立ち位置は、客観性。

冷静さと、できる事を淡々と行うという感覚。

程よい思いがやる側には大切なように感じてます。

 

遠隔というのをいまだに良く考えるのですが、それがどのように作用し、届けられるのか。

実際の原理や仕組みなどは良くわかっておりません。

非科学的な事なのでしょう。

 

祈り、思い。それが人や事象、物に届き作用をもたらす。

その様な事は皆様もこれまで聞いてこられた方も多いと思います。

実際その様な経験をされてきた方もいらっしゃることでしょう。

この遠隔セラピーについてはもしかしたらそれに近いのかなとも思ってます。

見えないだけに、何とでも表現できてしまいますので。

 

ただ、見えないけどきっと届いている。作用している。

その前提で、信頼して行う事。

それもまた大切な事と思い日々行っております。

 

行う事で喜びが見出され、少しずつでも希望に繋がると良いなと思います。

それは関わる全ての方々に対して思う事でもあります。

 

セラピーはあくまでもきっかけにすぎません。

その人の中に眠る源泉(可能性、治癒力、生命力)を信頼する。

源泉は無限です。その源泉を引き出す為の呼び水になればという感覚です。

セラピーが主ではなく、それぞれの皆さんが主です。

眠っている大いなる力を引き出す刺激を与えられればと常に考えております。

それがたとえ遠隔でも可能性が広がり、喜びにつながるのであればとてもうれしい事です。

 

※ここでポイント。(良くこの辺誤解されることが多いのであえて書かせていただきます。)

施術を行ったからと言って誰もがそうなるとか、平気とか、お医者さんに行かないでという事ではありません。

このセラピーが凄いという事を言いたいのではありません。人それぞれ、タイミングも、変化も様々です。

 

何かを治すという事より、何が本来の私らしさからずれていたのか。

感情面。

食生活。

考え方。

表現方法。

身体の関連性。

ボディマインドスピリットのバランス。

そして、経絡の流れ。

自分を見つめ、自らの事を知り、気付き、そして自らの力で修復できる!

症状は気づきを得るための現象である事が多いと思います。

というか、経験上、多かった。

だから治った治らなかったの世界ではなくなりました。

筋が通り、整えば変化が出る。

結果が、病気の克服であればそうなる事も多々。

夢の実現であれば、それもしかり。

人間、不思議だけどシンプルなのですね、きっと!

理想は、自然体の自分、整った自分、個人個人が持つリズムを取り戻すことで喜び溢れ、自分を表現しやすい世界が広がるとうれしいですし、そんなお手伝いができればと日々思っております。

皆様の中に眠る可能性ときっかけを!

大いなる喜びと共にこれからも活動していければと思っております。

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